今年は暖冬といわれておりますが、2月に入り寒さも本格的となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

厚生労働省は、今月2日に「インフルエンザの流行シーズンに入った」 との発表をしました。
今年は、昨年の流行シーズンに比べて5週間ほど遅いそうです。

インフルエンザとよく言葉を耳にしますが、普通の風邪とどのような違いがあるのかを調べてみました。

普通のいわゆる「風邪の症状」の多くは、のどの痛み・鼻汁・くしゃみ・咳などの症状が中心で、
全身症状はあまり見られないようです。
発熱もインフルエンザほど高熱を出すことは少なく、重症化することもあまりないようです。

しかし、「インフルエンザの症状」は、のどの痛み・鼻汁など普通の風邪と同じような症状も見られますが、
特徴としては38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛など、全身の症状が突然現れるそうです。

また、インフルエンザウイルスに抗生剤は効かないとされています。

特に高齢の方や体の弱っている方は、インフルエンザにかかることにより
細菌にも感染しやすい状態になってしまいます。
このため、細菌の感染によっておこる肺炎、気管支炎などの合併症の心配も加わってきます。

予防の対策としては、インフルエンザウィルスの特徴を知ることも1つだといえます。

まず、インフルエンザウィルスは高温多湿な環境に弱いとされております。
気温が低く、空気が乾燥しているこの時期だからこそ流行するインフルエンザ。
室内では加湿器などを活用し、空気の乾燥を予防しましょう。

また、風邪の予防の基本でもある帰宅時のうがい・手洗いはしっかりと行なうようにすることが大切です。
更に、身体の抵抗力を高めるために十分な休養と栄養を日ごろから心がけるようにすることも忘れずに!!

ここ何年かで、あらゆる感染症のニュースを見ることが増えてきました。

ウィルスの種類によっては、未だ特効薬というものが見付かっていないものも多数あると思います。

そんな時にこそ、ウィルスに打勝つための自分自身の健康な身体を日頃から維持していくことが大切だと思われます。

抵抗力が強くなれば、万が一にウィルスによる症状が出た場合でも合併症などを引きおこす前に回復へ向かい、
完治するのではないでしょうか?

皆様の健やかな毎日をお祈りいたします。